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手前は細谷家住宅・奥が鈴木家住宅
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山形市の北西約20kmにある河北町谷地地区は全国に有名な最上紅花の中心地として栄えた町で、現在も紅花で財を成した豪商の屋敷が往時の繁栄ぶりを今に伝えています。
最上川河畔の谷地は朝霧が深く良質な紅花栽培に適していた為、村上地方の総生産量の1/3を占めました。さらに最上川舟運よる集散地となり、山形に次ぐ商業地として繁栄しました。
日本の道百選にも選ばれている上工地区を抜ける「ひな市通り」には谷地を代表する細谷家・鈴木家の屋敷が並びます。またここから約2kmほど離れた沢畑地区にある堀米家邸は河北町紅花資料館として保存公開されています。
また、河北町には寛永年間から続く酒蔵が2軒あり、東町には朝日川酒造の重厚な蔵屋敷が目を引きます。
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朝日川酒造 |
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