近年、かやぶきの里としてアピールが始まった大出集落は、白馬町の中心部に近い場所にあり、JR大糸線の白馬駅から歩いていける距離にある茅葺き集落です。かつての大出には数多くの茅葺き民家があったようですが、現在残るのはトタン葺きも含めて4〜5軒ほど。
秘境集落、山村集落のもつ箱庭のような雰囲気はないものの、大型の茅葺き民家の先に重なる雄大な北アルプスの風景。水の音、清流に掛かる大出の吊橋。観光資源として絶好のロケーションであり、今は大出公園として整備され、集落内も整備されています。ただし必ずしも住民の意思はまとまっていない様子が垣間見れるのが残念なところ。最も環境客のマナーの問題もあるようですが・・・。少しケレン味も感じられるものの、近くに寄った際には訪れたい場所です。
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