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しなの鉄道御代田駅を跨いで旧中山道の道筋は続きます。駅前から5分ほど歩くと信濃追分宿から最初の宿場町である小田井宿に着きます。
小田井宿は上宿・中宿・下宿からなり上宿と下宿にはかつて桝形が設けられていました。また宿場内の道の中央には用水路が通っていましたが、桝形も用水路も道路整備によって姿を消しました。
用水路は道路の片脇に移設させられており静かな街並みに小川のせせらぎが響きます。宿場の中央、中宿には問屋・旅籠などのほか旧本陣の屋敷なども残り、往時を偲ばせています
皇女和宮降嫁の際の一行はこの小田井宿で御昼食休みを取りましたが、それ以外にも多くの姫君がこの宿を利用したので小田井は「姫の宿」とも称されていました。
毎年8月に行われる小田井宿祭りは、和宮より拝領の人形にちなむと言います。
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