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岡山県の県都、岡山市は広島に次いで中国地方第2位の都市。古代備前国の国府が置かれた地で江戸期は池田氏31万石の城下町として発展。
太平洋戦争末期にアメリカ軍の大規模な空襲で中心部がほとんど壊滅。
岡山駅の北東、旭川の堤防に沿って走る旧・津山往来沿いに戦災をまぬがれた古い町並みが残ると聞いて、訪れてみました。
出石町、番町、兵団、広瀬町など、岡山城の外堀から中堀にかけての町で、現在堀は埋め立てられてその姿は無い。旭川に掛かる新鶴見橋から北側のこの地域は商業を中心とした町人町で、橋の南側は武家町だったというが、現在その区別も難しい。
兵団という変わった地名は、明治維新後に農兵の訓練所が置かれた事に由来。
戦災をまぬがれたといっても、この地区の建物を見ると、ほとんどが大正時代以降のものと思われ、中には戦後に伝統様式で建てられたものも多い。それでも、日々取り壊され、ビルや新しい民家に建て替えが進んでいます。
伊勢神社門前にも虫籠窓を持った伝統的な商家建築があったが、近年取り壊されたようで、訪れた時には駐車場になっていた。 |
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