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三条通北裏
さんじょうどおりきたうら
 東山の三条通の北側にひっそりと残る風情ある通り
 京都府京都市東山区東姉小路町〜石泉院町(古川町通ー岡崎道)
 
 
 
三条通北裏は鴨川の東側、岡崎公園に近く、その名のとおり三条通の一本北側を走る通りです。古川橋通から岡崎道にかけてのわずか350mほどの路ですが、風情ある家並みが残されています。

琵琶湖疎水から分かれ、祇園新橋を通って鴨川に流れ込む「白川」が通りの中央部を流れる事から、住所では三条北裏白川筋と表記されます。

古川橋通から西の延長には、一度南側に屈曲して、その先もジグザグに鴨川沿いの川端通に至る孫橋通が続きます。この孫橋通は左京区と東山区の区境になっています。

三条北裏筋で最も大きな建物が、明治期から昭和初期にかけて活躍した、日本を代表する七宝作家である並河靖之の自宅兼工房を保存した「並河靖之七宝記念館」です。
 
 
 
 
はんなりと流れる白川