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一条通から始まる西陣京極商店街
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土屋町通は千本通の一本東、浄福寺通との間に挟まれた全長1kmにも満たない小さな通です。場所は二条城の北側、西陣エリア。一条通から丸太町通に至ります。
江戸期から見える通ですが、成立時期は不明。元和元年の開通と言われますが、寛文12年の洛中洛外大図ではまだ通に町家は見られません。当時は上長者町通から丸太町通に至る、さらに短い路でした。
上長者通から北へも通じている道があったようですが、現在は無く、やや西に屈曲して続く筋が一条通まで伸びています。この区間も現在は土屋町通と称します。さらに大きく中断して北の延長線上にも路が存在しますが、上売立通から北への筋を真倉町通といいます。
南は新出水通で少し西へ屈曲して丸太町通へ至りますが、丸太町通を越えた先にもまだ路は続きます。このあたりには幕末に京都所司代下屋敷があった為、明治期以降の区画整理で生まれた路だと思われます。
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