客車

2009/10/08

福岡筑豊本線、D60蒸気機関車 停車中に三脚で撮影
薄暗い電球、木製の椅子、床板も木製、旧型客車はプラスチックは少なく木製が多かった。
私が子供の頃、親父が珍しく弟と二人連れて旅行に連れて行ってくれた。その時に客車から顔を出している写真を撮ってくれた。それを見ると外装も板張りだった。
帰りに天井外装に蒸気機関車の火の粉が飛んで火災になり駅で消火活動が始まり遅れた記憶がある。
蒸気機関車の電灯は発電機から供給されていた。この蒸気機関車の頃は蒸気タービン発電機を持っていて停車中も蒸気で発電していた。
それ以前は軸にベルトを掛けて発電していた。停車中はバッテリーから供給。
それ以前は発電機がなく夜間やトンネルは真っ暗で走った。
汽車に轢かれるのは線路に入るからだという考え方だったようだ。

機関区に犬

2009/08/13

写真をスキャナーしていたら機関区に犬がいる写真があった。 何で食べ物もないのに不思議である。 こんなの撮影した記憶も消えている。 どこも機関区は広いヤードをもっていた。広いし人もいないので夜捨てにくるのではないかと思う。
私はコンビナートの化学工場で電気担当として働いていた。コンビナートは海を埋め立てた地域なので深夜は人の通りは全くない。犬猫を捨てて帰る、ゴミ袋の残飯くらいしか食べ物はない。犬や猫の糞を見ると昆虫が結構多い。電気担当は動物に悩まされてきた。電気設備は温かいので冬場設備にもぐりこむ、高圧電圧のため感電すると工場停止で大きな被害となる。猫と蛇で事故を発生させた。鼠は何でも食べるので工場でも生活できる。

歯伸び防止で電力ケーブルをかじられた事もあった。地下のケーブルピットは冬でも温かい棲みかであった。ネズミ捕りを各地に仕掛け全滅させ後々も定期的にチェックしていた。鳥類は対策が難しい、鳥は糸やステンレスのワイヤーを張ってあると寄って来ないが変電所はそんな対策は取れない、碍子を洗浄する高圧水でカラス、スズメを何度も噴射すると来なくなった。昆虫も注意がいる蛾が接点で潰され乾燥し絶縁物になり動作不良を起こした事もある。 電気設備は密閉にしないと動物や昆虫は防げない。

通勤蒸気機関車

2009/09/12

直方駅の構内の入替え用機関車C11に乗る国鉄職員 機関区や貨物基地で働く人は駅から1キロも二キロも離れているところがある。駅から歩くと30分もかかるので入れ替え用機関車に乗り職場まで送ってもらっているところこんな行為は就業規則違反、前に二人、後ろに一人乗っている。前の人はカバンをもって おおらかな時代の写真である。

私が選ぶ近代化遺産

2009/09/01

私が選んだ近代化遺産・・・・・残っていれば函館本線 小沢駅構内にあった給水塔、なんともいい味をだしている。こんな古ぼけた時代の付いた物が大好き。しかし、一枚しか撮影していない。これを撮影したのは昭和46 年、その頃の風景は大正時代、あるいは明治のものも沢山残っていたと思われる。近代化遺産と注目を浴びる時代が来るのが判っていたならば何でも撮っておくのだったと思うのが人間の欲で浅はかなところ。

駅での蒸気機関車交換風景

2009/07/18

単線区間では衝突を避けるために区間に二台の列車を入れないようなシステムや運用をおこなっている。駅で列車を待ち進路方向に列車がいなくなって発車する。
上り列車と下り列車が駅で行き交う事を列車交換とよんでいる。
車両が故障して別の列車にすることは車両交換。
普通列車が特急列車に進路を譲るのは通過待ち(退避)と区分けしている。

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